2015年10月21日

MADE IN OCCUPIED JAPAN

こんにちは^o^

今日はLEQUIOのラゲッジブランド、
『MADE IN OCCUPIED JAPAN』を
ご紹介します。

あたし、このバッグのコンセプトに惚れて、置かせていただくことにしたんです。

以下、ブランドコンセプトの言葉をお借りしています。

ブランド名の”MADE IN OCCUPIED JAPAN”とは〈占領下の日本製〉という意味。
太平洋戦争後、1947年からサンフランシスコ講和条約が発効された1952年まで、日本からの輸出品に表記することを義務付けられていたそうです。

”MADE IN OCCUPIED JAPAN”は沖縄生まれ。
沖縄は今でこそ南国の楽園のような場所ですが、太平洋戦争時には激しい地上戦が繰り広げられました。

終戦後、米軍の統治下に置かれた沖縄では、衣食住のすべてが不足していました。
しかし、そんな過酷な状況の中でも知恵を絞り、限りある資源で様々なものを生み出しました。

戦闘機の残骸を溶かして鍋を作り、大きなガスタンクをくりぬいて船を造り、配給品の小麦袋を帆にして漁に出ました。
生きるために。

このバッグに使われているのは、米軍放出品のテントや装備品です。
極限の使用環境に耐えうる機能や耐久性など、素材としてはとても魅力的なものですが、元々の使用目的や使われていた環境を考えれば、負の遺産とも言えます。

しかし、あえてこの素材を使い日常生活に溶け込むデザインや機能を与え、かつての彼らのように、本来の目的と事なる日用品に作り変えることで、

”MADE IN OCCUPIED JAPAN”

この言葉を平和へのメッセージに変えて伝えて行く。

〈占領下の日本製〉
この表現を見た時、すごくドキッとしました。
あたしは、沖縄に住んで七年。
このブランドコンセプトを読んだ時に、沖縄の人の奥深くにある思いに初めて、少しだけ触れることが出来たような気がしたんです。
いろんな思いや表現はあるけど、LEQUIOのデザイナー、嘉数義成さんのメッセージに深く感銘を受け、

”MADE IN OCCUPIED JAPAN”

icHoRaに置かせていただくことになりました。

戦のためではなく、平和のために

バッグにプリントされた言葉です。

長文、お付き合いいただき、ありがとうございました。

icHoRa(イチョラ)
那覇市牧志2-4-11
080-8383-9208
11:00〜20:00
定休日☆日曜日



¥39,960(税込)



¥27,000(税込)



¥23,760(税込)









Posted by icHoRa at 19:08│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。